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2025年6月度の工事進捗をご報告させていただきます。
5月中旬までに基礎工事が完了いたしました。
シーンズのマンションでは、基礎の配筋時には以下の検査を受検し、すべての検査に合格してからコンクリートの打設工程にすすみます。
(1)施工者による自主検査
(2)設計監理者の検査
(3)大阪ガス都市開発の検査
(4)確認検査機関、特定工程※1として建築検査機構の検査
(5)住宅性能評価※2に係る、西日本住宅評価センターの検査
下記は、本物件での(5)住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査の様子です。
((5)住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査の様子)
本物件の構造は、鉄筋コンクリート造を採用しております。鉄筋コンクリート造は、圧縮する力には強いが引っ張る力には弱いコンクリートと、引っ張る力に強い鉄筋のそれぞれの長所を組み合わせることで、高い強度を実現したものです。RC(Reinforced Concrete)造とも呼ばれています。
コンクリートには、2つの状態があります。現場で施工する際のコンクリートは生コン(フレッシュコンクリート)と呼ばれ、生コンの構成成分となる水とセメントが水和反応によって徐々に硬化し、所定の強度を発現することになります。
この状態を硬化コンクリートと呼びます。
5月下旬より1階の躯体工事(建築物の主要構造部をつくる骨組みの工事)に着手にいたしました。
下記は、本物件での1階の床コンクリート打設中時の様子(前述の生コンの状態)です。
(1階の床コンクリート打設中時の様子)
水和反応の過程で、例えば乾燥により水分がなくなれば反応が停止し、強度の確保が困難に支障をきたすことになります。このため、外気温、生コンクリートのセメント量、空気量、水分量等の厳しい規定に加えて施工時の気温等を考慮した上で施工を進めています。
●※1 特定工程とは
行政が実施する中間検査に関して、行政が指定する工程を特定工程といいます。「基礎及び地中梁の配筋工事の工程」が指定されています。
●※2 住宅性能評価とは
住宅性能表示制度とは平成12年「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき良質な住宅を安心して取得できる市場を形成するためにつくられた制度であり、国に登録されている第三者機関が客観的に評価するものです。住宅性能評価は、設計図書を元に性能を評価する「設計住宅性能評価」と、その設計図書のとおり建設工事が行われたかを現場で検査等する「建設住宅性能評価」の2種類に分かれており、今回行った検査は「建設住宅性能評価」のうちの1つにあたります。
(現地仮囲いの様子)
7月からも引き続き、躯体工事を行っていきますので、これから仮囲いの外からでも2階・3階と建物が徐々に建ち上がっていく様子がご覧いただけると思います。
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▽物件ホームページ