大阪ガス都市開発では、オープンイノベーションによる課題解決や新たな価値創造を推進しています。
今回は、3月に開催した神戸女学院大学さまとの産学共創ワークショップの様子をお届します。
■ ■ ■ ■ ■
昨年に引き続き2回目の開催となる神戸女学院大学さまとのワークショップ。
「その街に住みたくなる交流型寮と2030年の住まいを考えよう」をテーマに、神戸女学院大学の学生10名と分譲マンション開発に携わる当社社員3名が3チームに分かれ、2日間のワークショップに挑みました。
<1日目>交流型寮の提案「“神戸のまちが好きになる”交流型寮を考えよう‼」
専用居室に加え、共用施設の充実により、コミュニティ形成を促す共同住宅である「交流型寮」。
「若者の人口流出が多い」という神戸市の抱える課題を解決するため、神戸市の施策「KOBE2025ビジョン」に基づいた交流型寮を考えました。
神戸市に限らず、様々な地域で同様の課題を抱えている現在、大阪ガス都市開発でも今後の事業展開を視野に、学生の柔軟な意見やアイデアを参考にしたいと考え、今回のテーマとしました。
学生生活のほとんどをコロナ禍で過ごした学生が多く、その地域の人々や企業との「つながり」を重要視したアイデアが多く提案されました。柔軟な「交流」のかたちや、現在の学生の飾らない本音についても知ることができ、私たちにとっても良い刺激となりました。
<2日目>分譲マンションの商品企画「“2030年の住まい”を考えよう‼」
2023年、現在に至るまでのたった10年の間にも、社会は大きく変化し、それに伴って人々の暮らし方も大きく変化してきました。
さらに7年後の2030年にはどんな社会になっているかを考えながら、事業者(デベロッパー)の立場として「2030年の住まい」を提案してもらいました。
1日目から場所を移動して、大阪ガス都市開発のマンションギャラリー「シーンズサロン高槻」で実際のモデルルームを見学し、7年後の暮らしのイメージを膨らませながらテーマに取り組みました。
自分たちとは異なるDINKS、ファミリー、シニアの3つのターゲットについて、あれこれ調べて議論を重ねながら、オリジナリティあふれる提案が生まれました。私たちの事業のヒントとなるアイデアも多く詰まっており、新たな「気づき」を得ることができました。
■ ■ ■ ■ ■
学生の皆さんからは「成長できた」「楽しかった」とのお声を多く頂き、私たちにとっても大変有意義な機会となりました。今回の経験を通じて、双方の成長に繋がったことに期待します。貴重な機会を頂いた神戸女学院大学さま、ファシリテーターとしてご協力頂いた近藤令子さん、本当にありがとうございました!
▽神戸女学院大学さまのレポートはこちら
https://www.kobe-c.ac.jp/news/230403