~当レポートでは、大阪ガス都市開発の担当者が自ら記事を作成し、お客さまへ「生の声」をお届けしています~
外構工事、専有部・共用部の最終クリーニングが完了し、竣工を迎えました。
施工会社や設計事務所をはじめとした多くの関係者が一丸となり、準備工事を含めると約23か月の工事期間を無事に終えることができました。
北面外観
南西面外観
北面は白いスラブラインとガラス手摺でまとめ、エレベーターシャフト・妻壁には縦ラインを施し垂直性のあるデザインとしました。また、南面はバルコニー部と出部屋部分をひとまとまりのデザインとし、すっきりとした外観に仕上げております。
エントランスアプローチ
エントランスアプローチは大通りに面し、多くの人の目に留まる場所の為、石垣と植栽でエントランスとしての構えをしっかりと作り、その先に天井高を高く確保した風除室を配することでグレード感のある空間に仕上げました。
エントランスホール
正面の光壁と折り上げ天井のデザインモチーフを連携させ、モダンでシンプルな空間に仕上げました。
リビングダイニングキッチン
「シーンズ上本町サウスビュー」という名の通り、南側には視線を遮る建物等もなく、気持ちのいい景色が広がります。
館銘板
「お客さまが日々新たな歓びを実感する住まい」を目指して完成したシーンズ上本町サウスビューが、皆さまに永く愛されるマンションとなることを願っております。
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▽物件公式ホームページ
https://ogud.co.jp/scenes/uehonmachi33/
6月には最上階のコンクリート打設が完了し、上棟(*)いたしました。
現場全景(7月上旬)
*上棟とは、
木造住宅の建築において、家の最上部で屋根を支える“棟木(むなぎ)”と呼ばれる木材を取りつけることを指します。基本的には、木造軸組み工法以外に「上棟」という作業自体はありませんが、マンションのような鉄筋コンクリート構造の場合、柱や梁など基本的な骨組みが完成することを指し、一般的には最上階のコンクリート打設を上棟として扱っております。
コンクリート工事が終了し、現在は部屋内の内装工事を順次進めております。
そこで、今回は木軸工事の後のボード貼り工事以降の流れをご紹介いたします。
■ボード貼り:木軸の上から石膏ボードを貼り、軸から壁へと変わっていきます。
木軸工事完了状況
↓
ボード貼り工事完了状況
■クロス貼り:石膏ボードの表面を平滑にし、クロス(壁紙)を貼り付けてようやく、お客さまが入居される際にご覧になる壁の状態となります。
クロス貼り完了状況
■フローリング工事:クロスを貼り終えると、床暖房やトイレ等を設置したあと、フローリングやクッションフロアシートを敷いていきます。クロスの下端に巾木を施工し、その後木製建具の取付けを行えば、住戸の内装工事はほぼ完了となります。
フローリング工事状況
フローリング工事完了状況
年末のお引渡しに向けて、引き続き内装工事等を進めて参ります。
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2月末時点で8階まで躯体工事が進捗しています。
現場全景
先月より、下層階の内装工事が進捗しております。
内装工事は住戸のサッシ(窓枠)の取付け工事から始まります。サッシと躯体を溶接し、固定します。次にサッシと躯体の隙間を塞ぐ、防水モルタル(大粒の砂利を含まない緻密なコンクリート)を充填することで取付工事が完了します。
サッシ(窓枠)取付工事
その後、断熱材の吹付工事を実施します。写真のピンク色部分が断熱材を施工している箇所です。
断熱材は外気温を室内に伝わりにくくする役目があります。
設計図書で指定された箇所に適切な厚みで断熱材が施工されているか、監理者及び住宅性能評価に係る中間検査にて確認を行いました。
断熱材吹付工事
監理者による断熱検査
続いて、造作工事の現場確認として、施工者、設計監理者、大阪ガス都市開発にて木軸状況の確認を行いました。木軸(木製軸組)とは、間仕切壁の下地材である石膏ボードなどを貼り付けるための間柱や胴縁などをいいます。検査では、スイッチやコンセントなどの電気設備の配置や、仕上げ工程の中で隠蔽される配管状況などが、図面通り施工されているかを確認しております。
大阪ガス都市開発による木軸検査
次月からは、ボードや壁紙といった、内装工事の最終仕上げ工事を開始していく予定です。
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前月に施工した配筋工事の各種検査を実施いたしました。
①施工者自主検査
②確認検査機関による特定工程検査
③設計監理者検査
④事業主(大阪ガス都市開発)検査
確認検査機関による特定工程検査
監理者検査
各種検査での指摘事項を適切に是正し、検査に合格した後コンクリート打設を行いました。
コンクリート打設完了後
1階コンクリート打設後に2階の躯体工事に着手しました。
躯体工事は柱・壁の配筋・型枠を施工した後、上階の梁、床の型枠・配筋の順に工事を進めていきます。各工程が完了する毎に検査を行い、検査に合格した後にコンクリート打設を行います。
この工程を各階ごとに繰り返しながら工事を進めていきます。
柱・壁配筋、型枠工事状況
梁配筋工事状況
床配筋工事状況
コンクリート打設完了後
11月~12月は4階までの躯体工事が進捗し、前面道路からも建物のボリュームが分かるようになってきました。
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シーンズ上本町サウスビューの工事が着工しております。
9月は基礎地中梁上部の型枠工事・配筋工事を行い、1階床の型枠工事・配筋工事と順次施工を進めました。
基礎地中梁配筋・型枠施工状況
1階スラブ配筋施工状況
配筋工事完了後には以下の検査を行います。
① 施工者による自主検査
② 設計監理者の検査
③ 第三者機関による検査一般財団法人日本建築センター)
④ 事業主検査
これらの検査による指摘事項を適切に是正した後、コンクリート打設に着手します。
設計監理者配筋検査
第三者配筋検査
コンクリート打設中
コンクリート打設完了
10月は1階床躯体工事に続き、1階壁の型枠工事・配筋工事を行いました。
1階壁型枠建て込み状況
設計監理者による配筋検査
1階壁型枠施工状況
2階床スラブ型枠施工状況
2階からは住戸となるため床下に断熱材を施します。コンクリート打設前に断熱材を型枠の上に敷き込んでから床のスラブ配筋を施工します。
断熱材敷設状況
2階床スラブ配筋状況(ボイドスラブ工法※)
※ボイドスラブ工法(別名:中空スラブ工法)
床の配筋の上に乗っているのが中空スラブ用パイプ(薄い鋼管の端部を発泡スチロールで塞いだもの)です。ボイドスラブ工法のメリットは、床自体が構造体である梁の役割を担うため小梁を無くしフラットな天井面にすることができる点です。また、在来工法に比べて床の厚みがあるため遮音性、振動に対しても有効な工法です。
来月はいよいよ1階壁および2階床のコンクリート打設です。
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