大阪ガス都市開発では、オープンイノベーションによる課題解決や新たな価値創造を推進しています。
今回は、3月に開催した神戸女学院大学さまとの産学共創ワークショップの様子をお届します。
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今回初めてとなる神戸女学院大学さまとのワークショップ。
「『住みたい学生レジデンス』と『共感する広告』を考えよう」をテーマに、神戸女学院大学の学生20名と分譲マンション開発に携わる当社社員5名が5チームに分かれ、2日間のワークショップに挑みました。
<1日目>学生レジデンスの商品企画「住んでみたくなる学生レジデンスとは?」
専用居室に加え、共用施設の充実により、学生同士のコミュニティ形成や課外活動の充実を促す学生専用の共同住宅である「学生レジデンス」。コロナ禍において、人とのつながりを求める学生が増えているとされる中、大阪ガス都市開発でも「新たな価値創造」として注目しています。そこで、今後の開発を視野に、学生の「生の声」を参考にしたいと考え、今回のテーマとしました。
参加した学生の多くが学生寮に入寮していることもあり、実際の経験から悩み事や困り事を解決するアイデアが提案されました。「『一人の時間』も『人とのつながり』も両方大事!」が今の学生の求めていること、という「気づき」を得ることが出来ました。
<2日目>分譲マンションの広告宣伝「ネットユーザーが興味を持つのはどんな広告か?」
分譲マンション販売の広告手法として、インターネット広告がいまや主流となっています。パソコンやスマートフォンの画面に表示される広告にいかにして興味を持ってもらい、反応してもらうか。私たちが日々取り組んでいる課題に、チャレンジしてもらいました。
実際にInstagram広告として採用されるということもあり、どのチームも真剣かつ楽しみながら取り組んでいる印象を受けました。また、提案されたデザインには、私たちの既成概念を覆す斬新なデザインもあり、良い刺激となりました。
Instagram広告には、私たちの発想にはなかったテイストに加え、「シンプルかつ上質」というシーンズのコンセプトにマッチしたものを採用しました。
なお、採用したデザインを1か月間広告運用した結果は以下の通りです。
表示回数:5,069回、クリック数:102回、クリック率:2.01%
クリック率に関しては、同時期に運用した他デザインのクリック率(1.4%)を上回る結果となり、学生のデザインがInstagramユーザの関心をより多く得られたことが分かりました。
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私たちにとっても主催する初めての産学共創ワークショップ。準備から開催まで慣れないことばかりでしたが、学生の皆さんから「いい経験ができた」「また参加したい」とのお声を多く頂き、私たちにとっても大変有意義な機会となりました。今回の経験を通じて、双方の成長に繋がったことに期待します。貴重な機会を頂いた神戸女学院大学さま、ファシリテーターとしてご協力頂いた近藤令子さん、本当にありがとうございました!
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神戸女学院大学×大阪ガス都市開発、産学共創ワークショップに学生20名が参加! | ニュース一覧 | 神戸女学院大学 - KOBE COLLEGE (kobe-c.ac.jp)