SCENES REPORTシーンズレポート

<工事進捗レポート>シーンズ京都円町

 

~当レポートでは、大阪ガス都市開発の担当者が自ら記事を作成し、お客さまへ「生の声」をお届けしています~

 

大阪ガス都市開発では、建設現場での定期的な打合せとして、工事全体の進捗状況の確認、協議を主とする「総合定例会議」や、建築・設備等の専門分野ごとに開催する「分科会」を実施しています。これらの会議は、新型コロナウイルス感染症に配慮し、対面での開催は最小限とし、Web会議システム等を活用したリモート開催に努めています。

 

11・12月度工事進捗

1112月度は外構工事を進めています。

 

エントランスアプローチ仕上げ状況

 

アプローチ正面から見たファザードのタイルは、表情のある質感とシックな色味で仕上げています。

また庇裏を木目調、自動ドアに縦格子をあしらうことで京都らしさと上質感を表現しています。

 

坪庭

 

お住いの方をお迎えするエントランスホールには、アイストップにピクチュアウインドとなる「坪庭」を置き、癒しの空間を演出しました。

 

ラウンジ(集会室)アート作品 検品状況

 

アート作品の工房にて、実際の作り手の方に作品の色味の出し方や寸法確認に付き添ってもらい、満足できるかたちで検品を終えることが出来ました。

 

ラウンジ(集会室)アート作品

 

検品が完了したため、現場への搬入のうえ、取り付けまで完了しています。

背面のライトの色味調節やアート作品の取り付け確認、反射の有無の確認をおこなったうえで取り付け工事を完了させました。

 

屋上風景(南面)

 

屋上風景(東面)

 

屋上風景(北面)

 

京都の山並みが見渡される見晴らしの良い風景です。

 

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10月度工事進捗

10月度は共用部のラウンジ(集会室)の仕上げ工事、外構工事が進捗しています。

 

ラウンジ(集会室)仕上げ状況

 

陶板アート

 

モダンでシックな色味の床タイルと木目調の折り上げ天井が、京都らしい和モダンな設えに仕上がりました。また、折り上げ天井に暖色系の照明を採用することで暖かみのあるラウンジ空間になっています。来月は、ラウンジ内西側の壁面に陶板アートの設置工事を予定しております 。

 

■建築豆知識「折り上げ天井」

天井の中央部分をその他の天井より一段高く仕上げた形状の天井を言います。

部屋を広く感じさせるだけでなく室内の奥行き感等の視覚的な変化をもたらす効果があります。

 

エントランス前 外構状況

 

選定した木々

 

外構に植えられた木々は落葉樹と常緑樹が組み合わせられており、四季の移ろいを感じられるように工夫がなされています。また、木々の選定は大阪ガス都市開発をはじめとする関係会社が造園業者の管理する山に行き、一本一本、枝ぶりや樹形など、それぞれを比較して選びました。

全景写真

 

 

今後は、引き続き共用部や外構の工事を行いつつ、お客さまへの引渡しに向けて様々な検査を実施する予定です。消防検査や建築確認検査などの行政・審査機関による検査のほか、施工会社・設計会社・大阪ガス都市開発それぞれが、専有部内やエントランス部分などの共用部の仕上がり状況の検査・確認を進めていきます。

 

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9月度工事進捗

9月度は足場解体前の外壁検査を行いました。検査では、マンションの屋根の状況や外壁タイルの仕上がり状況を確認していきます。足場の解体前に外壁タイル等の仕上げ状態、サッシュ回り等、屋根回りの施工状況を念入りに確認し、最後に清掃状況を確認します。

京都円町9月度工事写真①

足場解体前検査状況

 

足場解体前検査に続き、外部足場が解体されました。バルコニー床部分の水平ラインと京都らしさをイメージしたマリオン(各住戸間の飾り柱)がデザインのポイントになっています。

京都円町9月度工事写真②

全景写真

京都円町9月度工事写真③

建物東面外観

京都円町9月度工事写真④

建物西面外観

 

最後に、屋上からの景色をお届けします。見晴らしも良く、秋空も綺麗な季節になりました。

京都円町9月度工事写真⑤

屋上からの景色

 

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7月度・8月度工事進捗

現地では超高圧洗浄工事を行いました。

円町8月度工事写真①

 

■建築豆知識「超高圧洗浄」

超高圧洗浄とは、ループ状ハンドガンと高圧ホース等の特殊な器具を用い、
平らなコンクリート躯体の表面を目荒らしするために行います。
タイルが経年劣化に伴い剝がれてしまう大きな原因が、
平滑なコンクリート躯体にタイルをそのまま直貼りすることだと言われています。
それを改善するためコンクリート表面に下地理を施す、
目荒らし(表面に凹凸をつけること)することでタイルの接着力を高め、
タイルの剥落を防止しようとするものです。

 

外壁のタイル工事に向けて、タイル下地の引張試験検査を行いました。サッシの取り付けが完了するとサッシと躯体の隙間をモルタル(セメント、水、砂を混ぜたもの)で埋めていきます。

円町8月度工事写真②

↑タイル下地の引張試験検査

円町8月度工事写真③

↑アタッチメント

円町8月度工事写真④円町8月度工事写真⑤

↑デジタル式圧力計

タイルを貼る面は、タイル、モルタル、コンクリート躯体等の異なる材料で構成されるため、直射日光、外気温、乾燥収縮等の変化に伴い、膨張収縮を繰り返し各構成材に異なった伸縮が発生します。タイルの下地が適切な強度で施工されているか検査を行います。カッターで下地部分の四方に切り込みを入れアタッチメントと呼ばれる機器を取り付けます。その後、アタッチメントにデジタル式圧力計を装着させ下地の圧力を測定します。

 

内装工事についても順次、下層階からサッシ(開口部分)の取り付けを行っています。

円町8月度工事写真⑥

↑サッシ取付状況

 

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6月度工事進捗

現地は、最上階である5階のコンクリート打設が完了し上棟を迎えることができました。

円町6月度工事写真①

↑全景写真(南西側より撮影)

 

■建築豆知識「上棟(じょうとう)」■

「上棟」は、「木造住宅の建築において、棟木を取り付けること」と言う意味です。

※「棟木」は屋根の一番上の部材で、屋根の支えになる木材のことです。

マンションの場合は柱や梁など建物の基本構造が完成することを指し、

一般的には最上階のコンクリート打設を上棟と呼びます。

 

住戸内において、行政機関の検査員による断熱性能検査を実施しました。

円町6月度工事写真②

↑行政機関による断熱性能確認検査状況

円町6月度工事写真③

※ウレタン厚みピン イメージ図

先月、ご紹介しました現場発泡吹付硬質ウレタンフォーム(以下「発泡ウレタン」といいます。)に行政機関の検査員が発泡レタンの厚みを確認するため、ピンを差し込んでいます。検査用のピンを用いて発泡ウレタンの厚みを確認することで、計画通りの施工ができているかを確認します。

 

円町6月度工事写真④

↑ボード貼り施工状況

住戸内の下地のボード(薄い黄色の部分)貼りを進めております。次工程にてボードの上にクロスを貼ります。内装工事については、下層階から順次、円滑に進捗しています。

 

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5月度工事進捗

現地は、先月に引き続き4階高さまでの進捗ですが、足場に関しましては、最上階の5階まで組まれており、上棟が目前になってまいりました。

円町工事写真5月分①

↑全景写真(南西側より撮影)

 

■建築豆知識「現場発泡吹付硬質ウレタンフォーム(断熱材)」■

壁に付着しているピンク色の部分が現場発泡吹付硬質ウレタンフォーム(以下「発砲ウレタン」といいます。)です。

発泡ウレタンを吹き付けすることにより、住戸内の断熱性を確保することが出来ます。発泡ウレタンの特徴としては、

職人が現場にて発砲しながら断熱材の吹付を行うため、柱、梁等の現地状況の凸凹に応じて隙間なく、断熱材の付着が

可能となります。

↑現場発泡吹付硬質ウレタンフォーム施工状況

 

北棟中廊下の施工状況です。躯体のコンクリート工事の進捗に並行して下層階の共用部分の内装工事も円滑に進捗しております。

円町工事写真5月分③

↑北棟 中廊下施工状況

 

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4月度工事進捗

先月に引き続き、4階の型枠工事と配筋工事を行いました。

円町4月度工事写真①

↑4F床配筋完了状況

 

■建築豆知識「スペーサー」■

先ほどの写真の中央に見える白い円形状のものは「スペーサー」と呼ばれるものです。

↑拡大写真

「スペーサー」の役割は、型枠と鉄筋の隙間(コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離)を
適切に確保するために用います。スペーサーを用いて型枠と鉄筋の隙間の距離を確保し、
コンクリート打設することで、中性化を防ぎ、耐久力を確保できる構造体となります。

 

 

現地は、現状4階高さまで足場が組まれており、建物の視認性も増してきました。

円町4月度工事進捗③

↑全景写真(南西側より撮影)

 

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3月度工事進捗

 

先月に引き続き、2階の型枠工事と配筋工事を行いました。

 

京都円町3月度工事写真①

↑2F床配筋

 

躯体工事が上階に進むために、下記の工程が必須になります。

 

①配筋工事:配筋とは、鉄筋コンクリート造の建築工事の際に鉄筋を組み立てることです。基礎から始まり、柱と壁、次に梁や床の配筋工事を進めた上で、コンクリートを打設します。

  ↓

②型枠工事:型枠工事とは、配筋工事の後にコンクリートを流し込み成形にするために、鉄筋の周りに枠を組立てていく工程のことです。

  ↓

③コンクリート打設:型枠の隅々にまでコンクリートが行き渡るように注意し組立てを行います。

 

京都円町3月度工事写真②

↑2F床配筋状況(※ボイドスラブ工法)

※ボイドスラブ工法(別名:中空スラブ工法)

床の配筋の上に乗っているのが中空スラブ用パイプ(薄い鋼管の端部を発砲スチロールで塞いだもの)です。ボイドスラブ工法のメリットは、床自体が構造体である梁の役目を担うため余計な小梁をなくし、フラットな天井面にすることができる点です。また、在来工法に比べて床の厚さが厚くなるため遮音性・振動に対し有効な工法です。

 

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2月度工事進捗状況

2月は先月に引き続き、1階の型枠工事と床部分のコンクリート打設を行いました。

型枠工事とは、配筋工事の後にコンクリートを流し込み成形にするために、鉄筋の周りに枠を組立てていく工程のことです。型枠の隅々にまでコンクリートが行き渡るように注意し組立てを行います。

 

円町2月度工事写真①

↑1階 床部分コンクリート打設完了状況

 

コンクリートには、2つの状態があります。現場で施工する際のコンクリートは生コン(フレッシュコンクリート)と呼ばれ、生コンの構成成分となる水とセメントが水和反応によって徐々に硬化し、所定の強度を発現することになります。この状態を硬化コンクリートと呼びます。

水和反応の過程で、例えば乾燥により水分がなくなれば反応が停止し、強度の確保が困難に支障をきたすことになります。このため、外気温、生コンクリートのセメント量、空気量、水分量等の厳しい規定に加えて施工時の気温等を考慮した上で施工を進めています。

 

円町2月度工事写真②

↑1F型枠工事完了時状況

 

冬場の場合、室内の温かい空気が地盤に奪われることがないように、床コンクリートの下に断熱材(写真内の青いボードが断熱材)を設置します。断熱材は床だけではなく、壁にも使用されており、室内の空気を外気に奪われないように守ってくれるものです。床や壁の断熱材は室内環境(温度)を守ることから冬場は結露防止にも効果的です。結露防止の観点から、断熱材と接する部材(コンクリート等)同士の隙間が無いように貼る必要があり、施工精度が求められる作業となります。

 

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12月度・1月度工事進捗状況

12月は地中梁の基礎配筋工事・型枠工事を行いました。

 

配筋とは、鉄筋コンクリート造(※)の建築工事の際に鉄筋を組み立てることです。基礎から始まり、柱と壁、次に梁やスラブの配筋工事を進めた上で、コンクリートを打設します。

 

円町2月掲載分①

↑基礎配筋の型枠状況

 

※本物件の構造は、鉄筋コンクリート造を採用しております。鉄筋コンクリート造は、圧縮する力には強いが引っ張る力には弱いコンクリートと、引っ張る力に強い鉄筋を組み合わせることでコンクリートと鉄筋の長所を組み合わせることで、高い強度を実現したものです。RC(Reinforced Concrete)造とも呼ばれています。

この鉄筋を組み立てることを配筋と呼びます。地中部分の配筋は最下部に配置する基礎から始まり柱、地中梁と施工を進めます。

 

型枠工事とは、配筋工事の後に、コンクリートを流し込み成形にするために鉄筋の周りに枠を組立てていく工程のことです。型枠の隅々にまでコンクリートが行き渡るように注意し組立てを行います。また組立てられた型枠はしっかりと固定を行い、次のコンクリートの打設工程に進みます。

基礎のコンクリート打設が完了した後、1階スラブ(1階床)の配筋を行います。

円町2月掲載分②スラブ状況

↑1階スラブ配筋状況

 

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11月度工事進捗状況

11月は地中梁の基礎配筋工事を行いました。

 

配筋とは、鉄筋コンクリート造の建築工事の際に鉄筋を組み立てることです。基礎から始まり、柱と壁、次に梁やスラブの配筋工事を進めた上で、コンクリートを打設します。

↓写真は地中梁の基礎配筋状況です。

京都円町11月度工事写真①

京都円町11月度工事写真②

 

基礎地中梁時点における検査は、以下の通りです。

①施工者による自主検査

②設計監理者及び構造設計者の検査

③大阪ガス都市開発の検査

④第三者機関の検査(般財団法人日本建築センターに依頼)

⑤確認検査機関、特定工程として日本ERIの検査

⑥住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査

これらの検査を受けて、コンクリートを打設します。

 

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10月度工事進捗状況

10月は山留め(やまどめ)工事・掘削工事を行いました。

 

山留め工事とは、地下工作物や基礎工事を進めるための掘削工事をする際に、地盤が崩壊することを防ぐことを目的に、支えとなる構造物をつくる工事のことです。

写真は重機を使い、山留めの一部となるH鋼を地面に打ち込んでいる状況です。

 

山留め工事が完了すると、次は建物の基礎をつくるための掘削工事を進めていきます。

掘削工事は地面を掘る作業です。重機で敷地内の土を掘削し、敷地外へ搬出します。

掘削工事が完了すると、いよいよ本体建物の工事が始まります。

 

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9月度工事進捗状況

■9月13日に着工いたしました。

 

↑ 現場全景

 

地盤改良工事(※1)を実施しています。

 

事前に設計監理者、構造設計者、施工者、地盤改良業者及び大阪ガス都市開発の各担当が出席する地盤改良勉強会を実施しています。現地で採用する地盤改良の特徴や、施工上の留意事項、作業手順、検査方法の確認・共有を行った後に地盤改良工事が始まり、施工に立ち会いました。

↑ 杭施工状況

 

■構造上の検討に基づき、建物を配置する一部の地盤改良を行います。また工事着手にあたり、試験堀りすることで支持層の確認を行い、地盤改良工事を進めていきます。

↑ 試験掘り状況

※1 地盤改良工事とは、建物を配置する地盤に適切な強度を確保するために、該当する地盤を改良する工事です。

 

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10月度工事進捗

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