~当レポートでは、大阪ガス都市開発の担当者が自ら記事を作成し、お客さまへ「生の声」をお届けしています~
大阪ガス都市開発では、建設現場での定期的な打合せとして、工事全体の進捗状況の確認、協議を主とする「総合定例会議」や、建築・設備等の専門分野ごとに開催する「分科会」を実施しています。これらの会議は、新型コロナウイルス感染症に配慮し、対面での開催は最小限とし、Web会議システム等を活用したリモート開催に努めています。
今月より下層階の内装工事が進捗しております。
内装工事は住戸のサッシの取付け工事から始まります。サッシと躯体を所定の間隔で溶接し、固定します。次にサッシと躯体の隙間に防水モルタルを充填することで取付工事が完了します。
サッシ取り付け後のモルタル詰め作業状況
その後、断熱材の吹付工事を実施します。写真のピンク色部分が断熱材を施工している箇所になります。
断熱材には「暑さ」「寒さ」など、外気温が室内に伝わりにくくする役目があります。快適な室内環境の実現にとても大切な工事となります。設計図書で指定された厚みを施工することが非常に重要であり、住宅性能評価に係る中間検査でも確認されています。本マンションでは西日本住宅評価センターが検査を実施し、合格証を取得しております。
断熱工事完了後状況
断熱材の施工後、ユニットバスの据付を行っております。
ユニットバス据付状況
今後は、造作工事を進めていきます。
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▽物件公式ホームページ
https://ogud.co.jp/scenes/kamitanabe33/
躯体工事は4,5階の躯体工事を進めました。
今月は躯体工事の流れについて、ご説明していきます。
躯体工事はコンクリート打設後、スラブ表面に墨出し(柱壁など型枠を立てるための位置出し)を行います。
墨出し後は最初に柱の配筋工事を行います。続けて壁の配筋工事を進め、並行して柱、壁の型枠工事を行います。
配筋工事が完了した状況で配筋検査を受け、型枠を返していきます。その後、床の型枠工事を行い、梁の配筋工事を進め、
床の配筋工事を行い、ボイドスラブ(※)と呼ばれる中空スラブ工事を施工し、設計監理者などの各種検査を受け、コンクリート打設となります。
同じ要領で、上の階へと躯体工事を進めていきます。
※ボイドスラブは同じ重量(単位面積あたり)のスラブに比べ剛性が高く、長いスパンの大型スラブを構築することが可能で、優れた遮音性能を持たせることができます。
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躯体工事は2階の柱と壁、3階の梁と床版、続いて3階の柱と壁、4階の梁と床版の工事を進めております。
2階柱壁施工状況
3階梁床版施工状況
3階柱壁施工状況及び大阪ガス都市開発検査確認状況
4階梁床版施工状況
現場全景
前面道路反対側の歩道より撮影した写真です。建物のボリューム感が分かるようになってきました。
引き続き、上階の躯体工事を進めていきます。
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今月の工事進捗状況をご報告します。
1階の型枠工事・配筋工事を進め、コンクリート打設を行いました。
1階躯体型枠施工状況
1階躯体第三者機関配筋検査状況
1階コンクリート打設前には、
①施工者自主検査
②設計監理者検査
③大阪ガス都市開発検査
④第三者機関(一般財団法人日本建築センター)の検査
⑤特定工程として確認検査機関(大阪建築防災センター)の検査
⑥住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査
を受けて、コンクリート打設を行っております。
1階躯体鉄筋・型枠施工完了状況
1階コンクリート打設完了状況(1工区)
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今月の工事進捗状況をご報告します。
11月に引き続き、地下躯体部分、基礎地中梁の型枠工事・配筋工事を進め、コンクリート打設を行いました。
耐圧版コンクリート打設前状況
基礎地中梁コンクリート打設後状況
1月に入り、1階床の型枠工事と配筋工事を進め、コンクリート打設を行いました。
1階床コンクリート打設前状況
1階床コンクリート打設後状況
敷地西側より全景
またトピックスとして、各種勉強会も実施しております。
勉強会①
大阪ガス都市開発による構造スリット勉強会を開催しました。
設計監理者、施工者、スリットメーカー、鉄筋工事・型枠工事の各職長が参加しました。
本勉強会では、スリットメーカーより「採用商品」「施工方法」「品質管理方法」等の説明があり、建物構造において重要な機能を担う構造スリットに関し、構造設計図書に記載されている内容を十分理解し、適正位置に適正な施工をするための打合せを行いました。
※構造スリットとは主要な構造部として構造計算を行っている柱・梁に接する雑壁の縁を切る(隙間を作る)ことにより、地震発生時の水平揺れに対して悪影響(柱、梁に対して計算外の応力の伝達)を与えないようにする役目を持ちます。
大阪ガス都市開発の分譲マンション<シーンズ>ではこのような勉強会を通し、品質管理向上の取り組みを実施しております。
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今月の工事進捗状況をご報告します。
11月の工事全体進捗としては地下躯体部分、基礎地中梁の型枠工事と配筋工事を進めました。
捨コンクリート打設後状況
杭頭補強筋溶接後状況
※杭頭補強筋とは、杭頭に設ける補強筋のことです。
地震時、建物に生じた揺れは基礎に伝達されます。この際に重要になるのが基礎と杭の接続であり、この接続をより確実にするために補強筋を設置します。
基礎地中梁配筋状況
基礎地中梁時点における検査は、以下の通りです。
①施工者による自主検査
②設計監理者及び構造設計者の検査
③大阪ガス都市開発の検査
④第三者機関の検査
(一般財団法人日本建築センターに依頼)
⑤確認検査機関、特定工程として大阪建築防災センターの検査
⑥住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査
これらの検査を受けて、コンクリートを打設します。
設計監理者検査状況
確認検査機関検査状況
またトピックスとして、各種勉強会も実施しております。
勉強会①大阪ガス都市開発による【構造勉強会】
設計監理者 、施工者、電気設備工事業者、機械設備工事業者の各社現場担当に参加頂き、
大阪ガス都市開発 品質管理担当より、躯体工事 および設備工事の大阪ガス都市開発仕様における重要確認項目をお伝えしました。
また設計図書を基に実際の施工のための詳細な情報を書き込まれた施工図を確認しながら、注意点や各工事業者間での調整事項について共有を行いました。
建築工事では非常に多くのスタッフが関わるため、その施工に係る情報を共有するために施工図の確認は非常に大切な作業になります。
勉強会②大阪ガス都市開発による【コンクリート打設勉強会】
コンクリート打設に関して、建築工事における躯体工事は最重要工程であるという考え方の基、
総合管理会社を採用し、施工計画~打設、強度試験確認までの全体指導及び管理を依頼しております。
大阪ガス都市開発の分譲マンション<シーンズ>ではこのような勉強会を通し、品質管理向上の取り組みを実施しております。
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今月の工事進捗状況をご報告します。
10月は土工事を中心に工事進捗いたしました。
型枠や鉄筋など資材の揚重に使用する、タワークレーンを組み立てしました。
↑タワークレーンの設置状況
その後掘削工事を進め、底面を水平に施す「床付け(とこづけ)」を行います。次に床付け面に、捨てコンクリートと呼ばれるコンクリート打設を行いました。捨てコンクリートはこれから工事を進める地盤面に建物位置を示すために施工するものです。
引き続き、基礎工事に向け、工事を進捗させていきます。
↑掘削工事状況 / 掘削工事完了状況 / 捨てコンクリート打設状況
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今月の工事進捗状況をご報告します。
先月に引き続き9月上旬は山留め工事(※1)を実施しました。
↑ 山留め工事状況
9月中旬より杭工事を開始しております。
事前に設計監理者、構造設計者、施工者、杭業者及び大阪ガス都市開発の各担当が出席する杭勉強会を実施しています。現地で採用する既成杭の特徴や、施工上の留意事項、作業手順、検査方法の相互確認と共有を行った後、試験杭施工に立ち会いました。
↑ 試験杭施工確認状況
試験杭での施工確認を経て、杭工事を進めております。工場であらかじめ造った杭を現場に搬入し打ち込む既製杭工法を採用しています。
↑ 杭施工状況
※1 山留め(やまどめ)工事とは、地下工作物や基礎工事を進めるための掘削工事をする際に、地盤が崩壊することを防ぐことを目的に、支えとなる構造物をつくる工事のことです。
※2 試験杭(しけんくい)とは、本杭に先立ち施工を行い、試験杭の結果により、本杭の施工における各種管理基準値等を定め、施工管理に必要な資料を得ることを目的として行います。
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今月の工事進捗状況をご報告します。
■全体進捗■
シーンズ高槻上田辺町の工事を着工いたしました。
着工に先立ち、事業関係者全体で事業内容や工事内容及び工程の確認を行い、工事関係各社等(設計者、監理者、施工会社、管理会社他)で着工に際してのキックオフを行い、建設現場を進捗させていきます。
また、遣り方(※1)確認検査も設計監理者と共に確認を行い、設計図通りに建物位置の計画がされていることを確認いたしました。
工事進捗は山留め工事(※2)を実施しています。その後、杭工事を予定しております。
↑ 敷地東位置より西側を望む
↑ 山留め工事状況
※1 遣り方(やりかた)とは、建築工事に先立ち、土地上に正確に建物位置を出すために、柱や壁の中心線や水平線を地面に杭などを打って糸を張ることで作られる仮設物のことです。
※2 山留め(やまどめ)工事とは、地下工作物や基礎工事を進めるための掘削工事をする際に、地盤が崩壊することを防ぐことを目的に、支えとなる構造物をつくる工事のことです。