~当レポートでは、大阪ガス都市開発の担当者が自ら記事を作成し、お客さまへ「生の声」をお届けしています~
大阪ガス都市開発では、建設現場での定期的な打合せとして、工事全体の進捗状況の確認、協議を主とする「総合定例会議」や、建築・設備等の専門分野ごとに開催する「分科会」を実施しています。これらの会議は、新型コロナウイルス感染症に配慮し、対面での開催は最小限とし、Web会議システム等を活用したリモート開催に努めています。
7月から8月にかけて、各専有部・共用部の最終確認として竣工検査を行いました。
建築基準法に基づく指定確認検査機関、大阪建築防災センターによる完了検査、高槻市による開発条例検査、高槻市消防局の消防検査、設計監理者及び大阪ガス都市開発の竣工検査を終え、建築基準法に基づく検査済証を取得し、無事竣工を迎えました。
施工会社、設計事務所をはじめとした多くの関係者が一丸となり、約1年半にわたる工事期間を終えることができました。
南西面外観
水平垂直ラインが際立つ洗練されたデザインを持ちながらも、街並みに調和した外観となっています。
エントランスアプローチ正面
館銘板
アプローチにはシンボリックな庇と、ベンチも兼ねた立上りのある植栽、正面奥の光壁によって構成された瀟洒なエントランスアプローチができあがりました。
エントランスホール
共用廊下
中庭へとのびやかに続くエントランスホールからエレベータに向かう共用廊下には、芥川と四季をイメージしたガラスの光壁を設置しています。
8月には、専有部・共用部の最終クリーニングを完了し、無事にお客様へのお引渡しを行うことができました。
「お客さまが日々新たな歓びを実感する住まい」を目指して完成したシーンズ高槻真上町が、皆さまに永く愛されるマンションとなることを願っております。
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▽物件公式ホームページ
https://ogud.co.jp/scenes/makami30/
最上階の住戸まで木製建具や設備機器等を住戸内に搬入しています。バルコニーや共用廊下の床にもシートが貼られています。
バルコニー仕上げ状況
共用廊下仕上げ状況
エレベーターホール仕上げ状況
1階エントランスホールの施工も順調に進捗しています。壁・天井下地のボードや仕上げのクロス、タイルは、職人の手によって一枚一枚丁寧に貼られていきます。三色の大理石調タイルは、壁面から浮いた印象の演出としており、大きな壁面を活かして、アプローチから中庭、エレベーターホールまで続く『伸びやかさ』を演出しています。
エントランスホール仕上げ施工状況
今後は、引き続き共用部や外構の工事を行いつつ、お客さまへの引渡しに向けて様々な検査を実施する予定です。消防検査や建築確認検査などの行政・審査機関による検査のほか、施工会社・設計監理者・大阪ガス都市開発それぞれが、専有部内やエントランス部分などの共用部の仕上がり状況の検査・確認を進めていきます。
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今月は建物の外部足場が解体されました。緑が豊かな立地環境の中、アースカラーのサンドベージュ色45二丁掛けタイルをベース色とし、チャコールグレー配色の袖壁及びマリオンがメリハリを付け、また、スラブラインや東面の窓上下の凸形状のボーダー部分が水平性の主張と積層感のあるヴォリュームで本マンション外観にアクセントをつけています。
南西側からの全景
南東側からの全景
北東側からの全景
アプローチ及びエントランス内部仕上げも進捗しております。アイストップとなる光壁の施工検討を設計監理者、デザイン監修者、施工者と現地にて行っております。照明試験なども行い、詳細を決定しております。
アプローチ光壁施工状況
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先月上棟しましたので、内装工事を順次進めています。
上層階 内装工事状況
バルコニーにガラス手摺の手摺枠を設置しています。ガラスは枠設置後に施工されます。
バルコニーガラス手摺取付状況
屋上ではアスファルト防水を施工しています。
屋上アスファルト防水施工状況
マンションの屋上は勾配屋根ではなく平坦な陸屋根が一般的に採用されています。そのため陸屋根での計画は、雨水がスムーズに流れるよう、表面の勾配を適切に確保することが重要です。また雨水の侵入から建物を守るために施工する防水層は、日射や熱射、特に紫外線の影響を受けやすい部位でもあり、信頼性ある材料の採用と、精度の高い工事が必要となります。本マンションで採用しているアスファルト防水工法は、高温で溶融したアスファルトをシート状の防水材料に流し込み、防水層をつくる工法です。
下層階では、住戸内だけでなく共用部も仕上げ施工が進捗しております。
共用廊下仕上状況
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躯体工事は最上階である11階工事まで完了し 、上棟※1いたしました 。
屋上コンクリート打設前状況
屋上コンクリート打設後状況
また内装工事進捗としては、先行して3階住戸を施工して、先行確認を行いました。
3階 仕上り状況
外部の仕上げ工事は、外壁タイルを施工しています。
外壁タイル施工状況
外壁タイルには45二丁と呼ばれるタイルを施工しています。30cm角程度の大きさのシートで現場には納品され、それらを1シート毎に職人が施工していきます。
足場上からの現地南側、JR高槻方面の写真です。すっかり春の陽気で、桜も綺麗に咲いています。
足場上から撮影
※1 上棟とは、住宅の建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木(むなぎ)”と呼ばれる木材を取りつけることを指します。基本的には、木造軸組み工法以外に「上棟」という作業自体はありませんが、鉄筋コンクリート構造などでも基本的な骨組みが完成した場合を上棟として扱っております。
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■全体進捗■
躯体工事は、9階、10階と順調に進んでおります。
9階コンクリート打設状況
現地東側より撮影しています。一際視認性も増してきました。
東面全景
内装工事の進捗状況としては、木軸、ボード貼り、クロス貼りと順調に進んでおります。
キッチンも取付しております。
キッチン取付状況
■トピックス■
デザイン監修者、設計監理者、施工者と現地外壁に施工される吹付タイル等の塗装材の色見本確認も行いました。
塗装材は1メートル角程のサンプルを作成し、太陽の光に当たったときの見え方などを考慮し、色決めをしています。
吹付色見本確認状況
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■全体進捗■
躯体工事は、6階、7階、8階と順調に進んでおります。
7階コンクリート打設前状況
敷地南西側からの全景
敷地南東側からの全景
徐々に広域からも、建物が視認される高さまで、躯体工事が進んできております。
内装工事の進捗状況としては、2階及び3階にて造作工事が進んでおります。
木軸確認状況
1月中旬に内装工事の現場確認として、施工者、設計監理者と大阪ガス都市開発にて木軸状況の確認を行いました。スイッチやコンセントなどの電気設備の配置や、仕上げ工程の中で隠蔽される配管状況などを、図面通り施工されているか確認しました。
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今月は5階と6階の躯体工事を進めました。
5階 躯体施工、型枠施工状況
6階梁配筋施工状況
11月より2階の内装工事を開始しております。
内装工事は住戸のサッシの取付け工事から始まります。サッシと躯体を所定のピッチで溶接し、固定します。次にサッシと躯体の隙間にモルタルを充填することで取付工事が完了します。
トロ詰め作業状況
その後、断熱材の吹付工事を実施します。写真ピンク色が断熱材を施工している箇所になります。
「暑さ」「寒さ」など、断熱材は外気温が室内に伝わりにくくする役目があります。快適な室内環境の実現にはとても大切な工事となります。設計図書で指定された厚みを施工することが非常に重要であり、住宅性能評価に係る中間検査でも確認されています。本マンションでは西日本住宅評価センターが検査を実施しております。
断熱工事完了後状況
住宅性能評価中間検査状況
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今月は3階と4階の躯体工事を進めました。
躯体工事はコンクリート打設後、スラブ表面に墨出し(柱壁など型枠を立てる位置出し)を行います。
墨出し後は最初に柱の配筋工事を行います。続けて壁の配筋工事を進め、並行して柱、壁の型枠工事を行います。配筋工事が完了した状況で配筋検査を受け、
型枠を返していきます。その後、床の型枠工事を行い、梁の配筋工事を進め、
床の配筋工事を行い、ボイドスラブ(※)と呼ばれる中空スラブ工事を施工し、
設計監理者などの各種検査を受け、コンクリート打設となります。
同じ要領で、上の階へと躯体工事を進めていきます。
※ボイドスラブは同じ重量(単位面積あたり)のスラブに比べ剛性が高く、長いスパンの大型スラブを構築することが可能で、優れた遮音性能を持たせることができます。
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2階柱壁の配筋工事、2階の型枠建込、3階の梁・床版配筋工事を進めました。
↑ 2階 配筋工事、型枠建込状況
2階コンクリート打設前には、
①施工者自主検査
②設計監理者検査
③大阪ガス都市開発検査
④第三者機関(一般財団法人日本建築センター)の検査
を受けて、コンクリート打設を行っております。
↑ 3階 梁・床版配筋検査(一般財団法人日本建築センター)
↑ 敷地南東側より撮影 現地全景
前面道路反対側の歩道より撮影した写真です。建物のボリューム感が分かるようになってきました。
引き続き、上階の躯体工事を進めていきます。
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1階柱壁の配筋工事、1階の型枠建込、2階の梁・床版配筋工事を行いました。
↑ 1階 配筋工事、型枠建込状況
↑ 1階 型枠建込完了状況
1階コンクリート打設前には、
①施工者自主検査
②設計監理者検査
③大阪ガス都市開発検査
④第三者機関(一般財団法人日本建築センター)の検査
⑤特定工程として確認検査機関(大阪建築防災センター)の検査
⑥住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査
を受けて、コンクリート打設を行っております。
↑ 2階 梁・床版配筋工事
↑ 1階コンクリート打設後状況
基礎地中梁~1階床までのコンクリート打設が完了しており、1階の柱壁の配筋工事を進めております。
1階床コンクリート打設前には、施工者自主検査、設計監理者検査、大阪ガス都市開発検査、第三者機関である一般財団法人日本建築センターの検査を実施し、コンクリート打設を行っております。
↑写真 基礎地中梁コンクリート打設の状況
↑写真 基礎地中梁コンクリート打設後の状況
↑写真 1階床コンクリート打設後の状況
①大阪ガス都市開発による
構造スリット勉強会を開催しました。
設計監理者、施工者、スリットメーカー、鉄筋工事・型枠工事の各職長が参加しました。
本勉強会では、スリットメーカーより「採用商品」「施工方法」「品質管理方法」等の説明があり、
建物構造において重要な機能を担う構造スリットに関し、構造設計図書に記載されている内容を十分理解し、
適正位置に適正な施工をするための打合せを行いました。
※構造スリットとは構造計算上、重要な柱・梁・床と重要でない雑壁をスリット材で縁を切る(隙間を作る)ことにより、地震発生時に、水平な揺れに対し、お互いの部材がぶつかり、悪影響を与えないようにする役目を持ちます。
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■今月実施した現場確認について■
①大阪ガス都市開発による、
基礎地中梁コンクリート打設前のかぶり厚さ等の確認を行いました。
※かぶり厚さとは鉄筋を覆っているコンクリートの厚さのことで
コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離をいいます。
↑写真 基礎地中梁コンクリート打設前のかぶり厚さの確認等状況
②大阪ガス都市開発による、埋設配管施工の現場確認を行いました。
③大阪ガス都市開発による、墨出し確認を行いました。
※墨出しとはコンクリート面や地面などに工事に必要な様々な基準線を書き出す作業のことです。
設計図通りの正しい位置が施工されているのか、確認を行いました。
現場打合せとして、現場定例会議や分科会を実施しております。
Zoom等のWeb会議システムを活用し、コロナ感染対策を施しながら打合せ進めております。
全体進捗としては地下躯体部分 、基礎地中梁の型枠工事と配筋工事を進め、コンクリート打設をしております。
↑写真 コンクリート打設中の様子
基礎地中梁時点における検査は、
①施工者による自主検査
②設計監理者及び構造設計者の検査
③大阪ガス都市開発の検査
④第三者機関の検査(本物件では一般財団法人日本建築センターに依頼)
⑤確認検査機関、特定工程として大阪建築防災センターの検査
⑥住宅性能評価に係る、西日本住宅評価センターの検査
を受けて、コンクリート打設を行っております。
↑写真 西日本住宅評価センターの検査の様子
トピックスとして、
勉強会①
大阪ガス都市開発による施工会社向けの構造勉強会を開催しました。
設計監理者、施工者、電気設備工事業者、機械設備工事業者の各社現場担当に参加頂き、
大阪ガス都市開発品質管理担当より、躯体工事における設備工事の重要確認項目をお伝えしました。
また施工図と呼ばれる、設計図書に実際の施工のための詳細な情報を書き込まれた図面を基に注意点や
各工事業者間での調整事項について確認を行いました。
建築工事では非常に多くのスタッフが関わるため、
その施工に係る情報を共有するために施工図の確認は非常に大切な作業になります。
勉強会②
大阪ガス都市開発によるコンクリート打設勉強会を開催しました。
コンクリート打設に関して、建築工事における躯体工事は最重要工程であるという考え方の基、
総合管理として株式会社オーテックを採用し、
計画~打設、強度試験確認までの全体指導及び管理を依頼しております。
大阪ガス都市開発の分譲マンション、シーンズではこのような勉強会を通し、
多くの人の手で作られる建築物に対しての品質管理向上の取り組みを実施しております。
現場打合せとして、現場定例会議や分科会を実施しました。
Zoom等のWeb会議システムを活用し、コロナ感染対策を施しながら打合せ進めております。
また、設計監理者、構造設計者、施工者、鉄筋工事 、型枠大工の各職長、大阪ガス都市開発が参加し、構造勉強会を開催しました。躯体工事における重要確認項目を確認しました。設計監理者・構造設計者より鉄筋加工組立時の留意ポイントの解説、施工者・鉄筋工事職長より図面上の質疑、設計監理者・構造設計者による回答など、打合せを行いました。
5月7日
杭工事が完了し、重機等搬出しました。
5月8日より
土工事を開始しております。
5月31日
捨てコンクリート打設が完了。基礎配筋工事に向けた作業が順調に推移しております。
4/5(月)、建物工事を着手致しました。
4/22(木)より、杭工事を開始しております。