のびやかな空と
一つになった都心のくらしが、
ここに住まう人を
深い寛ぎで包み込む。
低層部を独立エントランスのように表現するため、
高層部と素材を切り分ける構成に。
公園からの視認性が高い東面は、
3階床レベルでフレームを組み低層部のまとまりを作るとともに、
その上層部にタワー部を乗せるシンプルな構成とした。
コンパクトながらも奥行き感を持たせるため、
L字照明を設けたピロティをくぐり、建物内部へと引き込む構成に。
アプローチ正面奥壁は、アイストップとしてインパクトの強い
カラー・インディゴブルーの大判タイルを用いて、垢ぬけ感を演出。
夜には館銘板が浮かび上がるように、照明をやや低めに設定している。
大森の地が、古くより海とつながる営みがあったことを連想させる
インディゴブルー。アプローチと同じ大判タイルを斜め貼りにし、
白波をイメージしたオブジェと共に指向性の強い照明で
照らすことで、アイストップ効果を演出。
コンパクトなホールでありながらも印象的な空間に仕上げた。
利便性と緑の豊かさを合わせ持つこの地に相応しい、シンプルで洗練されたデザインを意識しました。 高層部と低層部に分かれる建物の形状を活かし、エントランスアプローチは素材感豊かなボーダータイルを用いて別棟のように表現しています。 お客様が愛着を持ち、ゆとりのある暮らしを本マンションで送って頂くことを心より願っております。
開発事業部 開発技術部 開発技術グループ武田 浩樹