シーンズ御堂筋あびこが約20か月の工期を経て無事に竣工を迎えました。
以下、各所について写真とともに竣工レポートをお届けします。
シーンズ御堂筋あびこがご入居者さまをはじめ、地域住民の方々から末永く愛される物件になることを心より願っております。
①外観
基壇部に大判タイルを採用し重厚感を持たせつつ、上層部にはガラス手摺や竪格子手摺を取り入れることで軽やかさを付加し、全体としてバランスの取れた外観構成としています。
また、外壁には天然貝殻を原料としたリサイクル材の石状吹付を用いることで、環境負荷低減と質感向上を両立しています。
②外構
総合設計制度※を利用した約660㎡の公開空地に中高木を多く配置し、ベンチを点在させることで、居住者の憩いの場となる空間を形成しました。
植栽は「生物多様性保全」をテーマに在来種を選定し、四季折々の変化を感じられる庭園的な景観を創出することで、地域の自然環境との調和を図っています。
さらに、これらの外部空間は単なる景観要素にとどまらず、居住者同士の交流や地域とのつながりを促進する場として機能するよう計画しています。
緑とベンチによる滞留空間の創出や、視線の抜けを意識した共用空間構成により、自然なコミュニティ形成を誘導することを意図しています。
※総合設計制度:500㎡以上の敷地で敷地内に一定割合以上の空地を有する建築物について、計画を総合的に判断して、敷地内に歩行者が日常自由に通行又は利用できる空地(公開空地)を設けるなどにより、市街地の環境の整備改善に資すると認められる場合に、特定行政庁の許可により、容積率制限や斜線制限、絶対高さ制限を緩和する制度。(国土交通省HPより引用)
③エントランスアプローチ
公開空地には三方を一体的に結ぶ歩道と多種多様な植栽を配置 することで緑道のような連続性のある空間を形成し、
また大庇を設けることで建物へのアプローチに奥行きとゆとりを持たせています。
これにより、ご入居者さまを穏やかに迎え入れるとともに、周辺環境と連続した街並みの形成を図っています。
④エントランスホール・ラウンジ
無垢材の天井やクオーツ調タイル、ガラス積層アートといった素材を用い、素材の持つ表情や光の強弱によって空間にリズムと奥行きを与えています。
単なる装飾性にとどまらず、自然を感じながら心身が安らぐ五感に訴える居住環境の創出を図っています。
また、ラウンジにおいては外部景観へ視線が向く家具配置とし、日常の中で自然を感じながら過ごせる共用空間としています。
また、照明においてはダウンライトを抑え、光壁や間接照明を中心に構成することで、時間帯に応じた光環境の変化を演出しています。
昼間は自然光を取り込み、夜間は照度を抑えた柔らかな光で居住者を包み込み、安らぎのある空間を実現します。