市場からニーズを先読みする
開発営業部では、主に新築分譲マンションの「企画業務」や「事業推進業務」を行っています。
「企画業務」は、その土地にどんなマンションを建てるか、設計会社やデザイナーなど様々な関係者と打合せ、検討する仕事です。「どのようなお客さまが購入されるだろうか?」「今の時代に求められる住まいとは?」というようなことをマーケティング会社などの関係者から情報収集し、立地に相応しいコンセプトを立案することから始め、その後企画を進めていきます。具体的には、建物の外観や、エントランスのような共用部と呼ばれる場所のデザイン、住戸の間取りや、導入する住宅設備のグレード、導入するソフトサービスなど、ソフトとハードの両面で考えます。分譲マンションのほとんどは物件が完成する前から販売が始まるので、広告ではCGで作成しますが、外観や共用部デザインは重要なキービジュアルになります。
ハードの性能は年々他社と差別化しにくくなっており、今はソフトサービス競争が激化しています。ごく最近の例では、購入者に家具家電のサブスクリプションを特別割引で利用できるという先進的なサービスを導入した事例があります。大事なのは、周辺地域のマーケットや社会ニーズを調査しながら、その土地にふさわしいマンションを企画することです。